全犬種対応型エリア”Northland”開発に伴うクラウドファンディング募集開始のお知らせ
私たちはこれまで、DOX FIELD “Southern Valley”として、イタリアングレイハウンド専用のサービス・エリアを運営し、犬種特性や文化を大切にしながら、静かで安心できる環境づくりを続けてきました。
イタグレ専用のサービス・エリアを運営する中で、犬にとって本当に安心できる環境とは何かを考え続けてきました。その問いの延長線上にあるのが、今回の新エリアDOX FIELD Northland 構想です。
DOX FIELD Northlandは、「保護犬フレンドリー」を明確な設計思想として掲げた、
全犬種対応の新しいドッグフィールド構想です。
「保護犬フレンドリー」とは、単に“保護犬を歓迎するスタンス”という意味ではありません。
保護犬が抱えやすい不安や過去を前提に、環境そのものを設計することを意味しています。
Northland は、既存のイタグレ専用エリアとは完全に切り離した、独立した新しいフィールドとして計画しています。
<なぜ「保護犬フレンドリー」を掲げるのか>
保護犬を迎えた里親さんから、
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- 慣らしの段階で安心して使える場所が少ない
- 突発的な接触や逃走が怖い
- 落ち着いて犬と向き合える環境がない
といった声を多く耳にしてきました。
さらに私自身も元保護犬を迎え入れた経験があります。
その子は、他のドッグランや施設では緊張が強く、周囲の刺激に怯えてしまい、ほとんど遊ぶことができませんでした。人や犬、音や視線が多い場所では、楽しむ以前に「身を守ること」に意識が向いてしまっていたのだと思います。
しかし、広さがあり、自然に囲まれたこの場所に立ったとき、その子の様子が大きく変わりました。周囲を気にすることなく、匂いを嗅ぎ、自分のタイミングで走り出し、
生き生きとした表情で遊ぶ姿を初めて見ることができました。
その姿を見たとき、
「保護犬の子が、心を開き、“楽しい”という感情をたくさん経験できる場所が必要だ」
と強く感じました。
同時に、犬が安心して楽しむ姿を、ただ隣で見守る時間が、飼い主にとっても大きな意味を持つことを実感しました。
無理に慣らすのではなく、
無理に教えるのでもなく、
犬が安心の中で楽しい経験を積み重ねていくことで、
自然と飼い主との心のつながりが深まっていく。
その時間を支えられる場所をつくりたい。都心や住宅地で慣らすことに比べ、人や音、刺激が少ない自然環境の中では、犬が自分のペースで落ち着きを取り戻しやすい。
その実感から、「犬の心が追いつくまで、待てる場所」の必要性を強く感じたことが、この構想の原点です。
<DOX FIELD Northlandが考える「保護犬フレンドリー」>
Northland では、以下のような設計・運用を前提としています。
- 高さ1,800mm + 450mm返し付きのフェンス
>驚きやパニック時でも脱走しにくい構造
- 二重ドア(ダブルゲート)方式
>入退場時の飛び出し事故を防止
- 約2,000坪の自然空間を活かした距離を保てる広さと動線設計
- 森を活用した静かな慣らしスペース・散策エリア
>森の散策エリアは、都心的な刺激に不安を感じやすい野犬出身犬にとっても、
自分のペースで周囲を理解し、安心を取り戻しやすい環境になると考えています。
都心や住宅地の限られた空間で慣らすのではなく、自然の中で「何もしない時間」を持てること自体が、保護犬にとって大きな意味を持つと考えています。
これらはすべて、「慣れさせる場所」ではなく、「犬が自分のペースで安心を取り戻す場所」として設計しています。
<実現に向けた現状について>
Northland は約4,000坪という広い土地を活用した構想です。
そのため、実現にあたっては、
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・大規模な整地
・高い安全基準を満たすフェンスの施工
・水回りや動線などのインフラ敷設
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といった、初期段階で相当の準備とコストが必要になります。
現在は、この構想と背景をオープンに共有する場として、CAMPFIRE にてクラウドファンディングのページを公開しました。
12/25(水)11:47から支援の募集を開始いたします。
これはご支援をお願いするとともに、どのような思想で、どのような場所をつくろうとしているのかを広く伝えるための手段としても位置づけています。
本構想について、私たちが目指す考え方や背景に、少しでも共感いただけましたら幸いです。
<Northland区画イメージ>
